下田原町(しもたわらまち) 田中 容之(たなか やすゆき)さん
宇都宮市(うつのみやし)には、スポーツや芸術(げいじゅつ)をはじめ様々(さまざま)な分野(ぶんや)で、日本一(にほんいち)になったり日本(にほん)を代表(だいひょう)する活躍(かつやく)をしている人(ひと)がたくさんいます。そんな、輝(かがや)いている「宮(みや)っこ」を紹介(しょうかい)します。
ひたむきに写真(しゃしん)と向(む)き合(あ)い 文部科学大臣賞受賞(もんぶかがくだいじんしょうじゅしょう)
日本写真家協会主催(にほんしゃしんかきょうかいしゅさい)の第(だい)43回(かい)JPS(ジェーピーエス)展(てん)で、文部科学大臣賞(もんぶかがくだいじんしょう)を受賞(じゅしょう)した、田中(たなか)さん。本県(ほんけん)からの最高賞(さいこうしょう)の受賞(じゅしょう)は初(はつ)という快挙(かいきょ)に、「夢(ゆめ)のようで、今(いま)でも実感(じっかん)がない。受賞(じゅしょう)できたのは、先生(せんせい)とクラブの仲間(なかま)のおかげ」と笑顔(えがお)で振(ふ)り返(かえ)ります。
もともと、子(こ)どもや孫(まご)の運動会(うんどうかい)を撮影(さつえい)したり、風景写真(ふうけいしゃしん)を撮(と)りに出掛(でか)けたりすることが趣味(しゅみ)だったという田中(たなか)さん。知人(ちじん)の紹介(しょうかい)で、11年前(ねんまえ)に現在所属(げんざいしょぞく)している写真(しゃしん)クラブに入会(にゅうかい)してからは、仲間(なかま)と切磋琢磨(せっさたくま)しながらカメラの技術(ぎじゅつ)を向上(こうじょう)させてきました。
今回受賞(こんかいじゅしょう)した作品(さくひん)は、新聞(しんぶん)でたまたま見(み)かけた集落(しゅうらく)に1年間(ねんかん)通(かよ)い、そこで出会(であ)った人々(ひとびと)の生活(せいかつ)を撮影(さつえい)した5枚組(まいぐみ)の写真(しゃしん)。「はじめは他人(たにん)にカメラを向(む)けることに抵抗(ていこう)があり、苦労(くろう)したけれど、その分(ぶん)、人(ひと)の温(あたた)かさに触(ふ)れることができた」と振(ふ)り返(かえ)ります。また、撮影(さつえい)した集落(しゅうらく)を「第(だい)2の故郷(こきょう)」と語(かた)る田中(たなか)さん。写真(しゃしん)を撮(と)るだけではなく、「人(ひと)とのコミュニケーションを大事(だいじ)にしていきたい」という写真(しゃしん)に対(たい)する思(おも)いが込(こ)められています。
このページに関するお問い合わせ
総合政策部 広報広聴課 広報グループ(市役所3階)
電話番号:028-632-2028 ファクス:028-637-5151
お問い合わせは専用フォームをご利用ください。