宇都宮大学教育学部助教 松浦 佑希さん

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ページID1021432  更新日 令和6年3月8日

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宇都宮市には、スポーツや芸術をはじめ様々な分野で、日本一になったり日本を代表する活躍をしている人がたくさんいます。そんな、輝いている「宮っこ」を紹介します。

ラートは自分と人をつなげる輪 世界大会で準優勝に輝く

松浦さんの写真

 2本の鉄の輪を平行につないだ器具を使って、技の難易度や美しさを競い合(あ)うラート。
 松浦さんは、4月に開催された「世界ラートチームカップ」で日本代表チームの一員として出場し、見事団体で準優勝に輝きました。ラートは直転・斜転・跳躍の3種目あり、松浦さんは、ラートを転がし、回転しているラートの上を越えたり、ラートの上に乗って宙返りしたりする跳躍で出場しました。「女性で初めて後方伸身宙返り2回捻りを世界大会で成功させることができ、チームに少しでも貢献できたことがうれしかった」と受賞時を笑顔で振り返ります。
 2歳から器械体操を続けていた松浦さんは、高校卒業後に体操の演技発表会でラートに出会い、翌年入学した大学で本格的に競技を始めました。
 「器具が毎回違う動きをする中で、いかにその動きに合わせて安定して技を行うかがラートの難しいところ。でも、その難しさは新しい技ができた時の喜びを大きくしてくれる」とラートの魅力を語ります。
 「ラートに出会ってからは、さまざまな人との縁がつながりました。今後の目標は来年の世界選手会において跳躍で優勝することと、ラートを栃木に広めること」と、ラートとの縁を大切にしている松浦さん。ラートを通して、これからも人との輪が広がっていきます。

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