宇都宮大学教育学部助教 松浦 佑希(まつうら ゆうき)さん
宇都宮市(うつのみやし)には、スポーツや芸術(げいじゅつ)をはじめ様々(さまざま)な分野(ぶんや)で、日本一(にほんいち)になったり日本(にほん)を代表(だいひょう)する活躍(かつやく)をしている人(ひと)がたくさんいます。そんな、輝(かがや)いている「宮(みや)っこ」を紹介(しょうかい)します。
ラートは自分(じぶん)と人(ひと)をつなげる輪(わ) 世界(せかい)大会(たいかい)で準優勝(じゅんゆうしょう)に輝(かがや)く
2本(ほん)の鉄(てつ)の輪(わ)を平行(へいこう)につないだ器具(きぐ)を使(つか)って、技(わざ)の難易度(なんいど)や美(うつく)しさを競(きそ)い合(あ)うラート。
松浦(まつうら)さんは、4月(がつ)に開催(かいさい)された「世界(せかい)ラートチームカップ」で日本(にほん)代表(だいひょう)チームの一員(いちいん)として出場(しゅつじょう)し、見事(みごと)団体(だんたい)で準優勝(じゅんゆうしょう)に輝(かがや)きました。ラートは直転(ちょくてん)・斜転(しゃてん)・跳躍(ちょうやく)の3種目(しゅもく)あり、松浦(まつうら)さんは、ラートを転(ころ)がし、回転(かいてん)しているラートの上(うえ)を越(こ)えたり、ラートの上(うえ)に乗(の)って宙返(ちゅうがえ)りしたりする跳躍(ちょうやく)で出場(しゅつじょう)しました。「女性(じょせい)で初(はじ)めて後方(こうほう)伸身(しんしん)宙返(ちゅうがえ)り2回(かい)捻(ひね)りを世界(せかい)大会(たいかい)で成功(せいこう)させることができ、チームに少(すこ)しでも貢献(こうけん)できたことがうれしかった」と受賞時(じゅしょうじ)を笑顔(えがお)で振(ふ)り返(かえ)ります。
2歳(さい)から器械体操(きかいたいそう)を続(つづ)けていた松浦(まつうら)さんは、高校(こうこう)卒業後(そつぎょうご)に体操(たいそう)の演技(えんぎ)発表会(はっぴょうかい)でラートに出会(であ)い、翌年(よくねん)入学(にゅうがく)した大学(だいがく)で本格的(ほんかくてき)に競技(きょうぎ)を始(はじ)めました。
「器具(きぐ)が毎回(まいかい)違(ちが)う動(うご)きをする中(なか)で、いかにその動(うご)きに合(あ)わせて安定(あんてい)して技(わざ)を行(おこな)うかがラートの難(むずか)しいところ。でも、その難(むずか)しさは新(あたら)しい技(わざ)ができた時(とき)の喜(よろこ)びを大(おお)きくしてくれる」とラートの魅力(みりょく)を語(かた)ります。
「ラートに出会(であ)ってからは、さまざまな人(ひと)との縁(えん)がつながりました。今後(こんご)の目標(もくひょう)は来年(らいねん)の世界(せかい)選手会(せんしゅかい)において跳躍(ちょうやく)で優勝(ゆうしょう)することと、ラートを栃木(とちぎ)に広(ひろ)めること」と、ラートとの縁(えん)を大切(たいせつ)にしている松浦(まつうら)さん。ラートを通(とお)して、これからも人(ひと)との輪(わ)が広(ひろ)がっていきます。
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