第4回 豊郷地区まちづくり懇談会 開催結果

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ページID1009788  更新日 令和6年3月8日

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豊郷地区まちづくり懇談会 開催結果

開催日時:平成17年7月29日(金曜日)午後6時30分から午後8時30分
開催場所:豊郷地区市民センター
参加人数:87名

  • 提言
    提言1:とよさと市民交流館(仮称)の設置について
    提言2:北部区域総合運動施設の整備について
  • 自由討議
    1.災害時のネットワークづくりについて
    2.奈坪川の改修について
    3.自治会未加入者への対応について
    4.歩道の設置について
    5.市立博物館の設置について

提言1 とよさと市民交流館(仮称)の設置について

  1. テーマについての現状と課題
    豊郷地区は、人口4万人、世帯数1万5千に達しようとしており、豊郷地区連合自治会は、豊郷行政区域のうち御幸ケ原町を除き、また本庁区域の今泉新町を含めて40の単位自治会をもって組織されている。また、目的団体は25に及び、連合自治会と連携しながら地域の諸行事に積極的に参画し、精力的に活動し、成果を挙げている。
    こうした中、平成8年に岩曽町に地区市民センターが建設されたが、館内のホール、集会室、調理室、学習室等の各部屋は常に空きのない状態であり、また、図書の閲覧コーナー等の利用も常に満席となっている。このため、地域住民の自由な活動の場が確保されない状況にある。
    近年、少子高齢化社会を迎え、豊郷地区のキャッチフレーズの「ふれあい、たすけあい、はげましあい」を実践するため、高齢者の憩いの場や幼児とお母さんたち、児童生徒の居場所を確保し、幼児から高齢者まで世代を超えて交流できる施設として豊郷市民交流館(プラザ)の設置を提言する。
  2. 地域自らできること
    豊郷市民交流館の運営については、豊郷中央小学校、教育センター、子どもの家を優先させながら豊郷地区の連合自治会や青少年育成会、子ども会育成会・老人クラブ・PTAの各連協議会、婦人会、社会福祉協議会などの目的団体等と連携を図りながら、運営計画を作成し自主的に施設運営を行う。
  3. 行政に支援を求めること
    地域の交通の要衝である田原街道と長岡街道の交差する場所に、教育委員会が管理し、子どもの家などに活用している旧公民館施設を利用されていない時間帯に、世代を超えた交流の場として利用できるように開放していただきたい。併せて、バリアフリー等の改修と施設管理をお願いしたい。
    なお、同施設の開放が困難なときは、他の方法により地域住民の活動の場が確保できるよう検討してほしい。

提言に対する市の考え方

【市長】
 旧公民館は、平成8年度から、学校管理課、児童福祉課、教育センターが、部屋毎に施設を所管し、管理責任を定め利用している。
 1階の講義室、図書談話室については、子どもの家が使用、管理している。子どもの家については、子どもの家事業の運営を「豊郷中央小子どもの家運営委員会(地域の児童の健全育成者と保護者で構成)」に委託しているとともに、室内に児童の私物等が置かれている状況であることから、利用時間外についても一般への貸し出しは困難と考える。
 2階の談話室、団体連絡室については、教育センター所管の不登校適応支援教室「とらいあんぐる豊郷教室」で使用している。「とらいあんぐる」で使用している2室についても、不登校児童生徒の生活の場として私物や制作途中の作品も多く置かれているほか、日用品、備品等の配置の状況などから、現状では一般への貸し出しはたいへん困難と考える。
 1階事務室、2階和室については、豊郷中央小学校が管理している。これらの部屋は、これまでも地域開放として、学校の教育活動や「子どもの家」「とらいあんぐる教室」の活動に支障のない範囲で、スポーツ団体の会合などに利用されてきた。しかし、平日については、開放時間が夜間に限られるなど、有効に活用されていない面もあった。今後は、地域の活動の場としてより有効に活用していただけるよう、開放時間の拡大などについて検討していきたい。
 バリアフリーの改修については、平成13年度に1階玄関外側と1階玄関にスロープを設置した。今後、階段の手摺等を設置していきたい。
 なお、豊郷地区市民センターについては、昨年度の豊郷地区市民センター全体の貸館稼働率は、市内11地区市民センターのうち2番目に高い稼働率であるが、利用できる時間帯がまだあることから、今後も有効に利用していただきたい。

提言1についての意見交換

  1. 子どもの家の建替えについて(1)
    旧公民館の子どもの家は、耐用年限が経過しているので、3階建ての多目的な施設に建て替えてはどうか。現在、各団体が集まる場所がなく困っており、市民が集まれる場所ができれば、各団体も活動できる。
    【市長】
    現在、昭和56年以前の学校の建物について耐震補強工事と改修工事を合わせて行っているが、財政状況が厳しいため、毎年1~2校しか工事ができない。そのような状況の中、地域の皆さんが集まる施設についても、なるべく工夫して融通し合いながら利用していただきたい。
    【総合政策部長】
    旧公民館は、老朽化はしているが、まだ利用できる状態であるため、現時点では子どもの家を建て替える計画はない。
    地区市民センターは、人口規模に関わらず同じ面積であるので、今後は、地区の活動状況などを見ながら、増築も検討していかなければならないと考えている。現在建設している横川地区市民センターの完成後に検討していきたいと考えているので、もう少しお待ちいただきたい。
  2. 市民交流施設の設置場所について(2)
    豊郷台の開発時に小学校建設予定地だった場所は、非常に広大な土地であるが利用されていない。豊郷台は人口が多く、また、大学や美術館が立地しており、市民が交流する場所にふさわしい。さらに、高台であるため水害の心配もない。その場所を市民交流施設設置の候補地としてはどうか。
    【市長】
    ご意見は参考にさせていただく。

提言2 北部区域総合運動施設の整備について

1 テーマについての現状と課題
 当地区においては、豊郷地区体育協会を中心に地域スポーツ活動が盛んであり、宇都宮市民体育大会においても、例年上位入賞を果たしている。
 しかしながら、豊郷地区を含む宇都宮市の北部区域には公共の運動施設がないため、地区内の自治会対抗の体育祭・野球・バレーボール等の各種行事は、地元小中学校に借用依頼して、校庭や体育館を使用しているが、学校行事優先のため、地区行事は予定を立てにくい状況にある。
 このようなことから、地区内(北部区域)に是非とも公共の総合運動施設を整備し、スポーツを愛好する老若男女の健康づくりの拠点として活用したいと考えている。

2 地域自らできること
 地域としては、西部丘陵及び田川周辺に散在する多数の古墳・遺跡を線で結んだ散策路を「豊郷まほろばの道」として整備し、地域住民はもとより市民の健康増進や郷土意識の高揚に寄与してきたが、スポーツを通しての健康づくりには運動施設の整備が必要と考えている。
 総合運動施設の整備にあたっては、地域としてできるだけ協力を惜しまない。
 施設の維持管理については、さまざまな形のボランティアとして協力したい。

3 行政に支援を求めること
 北部区域に、健康づくりの拠点となる総合運動施設の整備をお願いする。
 総合運動施設の整備にあたっては、

  1. 年齢に応じて利用可能な施設
  2. 利用者駐車場の十分な確保
  3. 公共交通機関の利便性の考慮
  4. 指導員の資質向上と技術指導の徹底

 以上4点の配慮をお願いしたい。

提言に対する市の考え方

【市長】
 豊郷地区においては、地区体育協会を中心に、学校等の施設を活用し、地域における市民スポーツ活動の充実に努められていることに感謝申し上げる。
 本市においては、これまで、体育館をはじめ多くの施設の整備に努めるとともに、学校など市民に身近な施設をスポーツ活動の場となるよう取り組んできた。
 豊郷地区を含む市の北部地域にはスポーツ施設がない状況であるが、スポーツ施設については、中核市など他市と比較しても量的には一定の水準を満たしていることや、近年の厳しい財政状況を反映して、新規施設の整備については(仮称)宇都宮市総合運動公園が最後となっている。
 現在、市内各地区において、地域のスポーツ活動が展開されているが、ほとんどが地区内の小学校や中学校の校庭及び体育館を利用しているところである。
 今後とも、新たな施設の整備は難しいと考えているところであり、引き続き、身近な学校施設等を有効に活用し、市民スポーツ活動の充実にご協力をいただきたい。

提言2についての意見交換

  1. 長岡公園の駐車場の設置について
    長岡公園の東側の道路は、日中、片側一車線が駐車場として利用され、安全面で心配である。そのようなことから、最終処分場の跡地には、公園および公園利用者のための駐車場を整備してほしいと考えているが、合わせて運動公園として整備してはどうか。
    運動公園として整備できないとしても、道路が駐車場に利用されていることについては、早急に対応してほしい。
    【総合政策部長】
    長岡最終処分場は、長岡樹林地に隣接していることからも、公園としての整備を考えており、地権者に対しても公園として整備をすると説明しており、運動施設の整備は難しい。
    なお、公園の整備にあたっては、公園利用者のための駐車場の整備も検討する必要があると考えている。
    【市長】
    道路が駐車場に利用されていることについては、早急に対応する。
    【後日回答】
    仏舎利塔東側(市道1802号線)より北に最終処分場入り口まで、道路西側に区画線表示を11月中旬までに施工する。
  2. 災害時の対応ルートの確保について
    新潟中越地震を経験したが、総合運動施設へは行政の物資の支援や電力の供給など十分な対応がなされたように思うが、周辺の学校の体育館への行政の対応は遅れたのが実態である。豊郷地区に総合運動施設が造れないのであれば、災害が起きた場合に住民が不安にならないような対応ルートを構築してほしい。
    【総合政策部長】
    宇都宮市では地域防災計画が作成されているが、現在、新潟中越地震の様々な問題を踏まえ見直しを行っている。救援活動や防災ネットワークの構築などについて、地域の皆さんと話し合いながら進めていく。
    【市長】
    市の防災計画では、自分を含め市の管理職全員に非常用の携帯電話が支給され、災害時にはすぐに対応するようになっている。このような当たり前にできることを初め、災害時には災害のレベルに応じて対応できるようにしている。
    また、防災は地域との連携が不可欠であるので、皆さんにもご協力いただきたい。
  3. 民間スポーツ施設の活用について
    健康づくりに関しては、市民が運動できる場を提供することも必要であると考えており、運動施設が造れないのであれば、他の方法で市民がスポーツをできる環境をつくってほしい。
    「健康うつのみや21」の計画作成時にも提言したが、市民が民間のスポーツ施設を利用する際に、市が助成することを考えられないか。例えば、市民が施設を利用できる時間帯を設けたり、施設を利用する補助券などを発行するなどができないか。
    【市長】
    現在、宇都宮市のスポーツ施設は、民間よりも安価に利用いただけるようになっている。
    高齢化に対応して、国では高齢者に対する健康づくりということで、筋力トレーニング等の健康寿命を延ばしていくための施策も行っており、市としても、スポーツ施設の充実も合わせて行っていくが、施設利用に対する費用負担や助成についても、研究していかなければならないと考えている。
    市民がスポーツをしやすい環境を整えていくことは、必要なことだと思っており、現在も高校生までは市の運動施設の一部(プール、スケートセンターの滑走料、サイクリングターミナルの貸自転車)が無料で利用できるなど、少しずつは対応しているが、今後、一層対応していきたい。
  4. 学校運動施設の利用について
    運動施設が造れないという回答は納得できない。
    豊郷地区内には、小学校が4校と中学校が1校と帝京大学があるが、小学校の設備は、大人が野球やバレーボールをするには狭い。狭さにより怪我にも結びついてしまうので、なるべく豊郷中学校や帝京大学を借りられるよう年度当初に依頼をしているが、確実に予約ができないため、大会の1カ月前になっても会場が未定の状態である。
    また、学校の体育館を使用する場合、学校から鍵を借りることになるが、学校は土日が休みであるため、金曜日の4時ぐらいまでに借りなければならない。総合運動施設の整備を期待しているが、当座は、何らかの方法により体育館の鍵を借り易くしてほしい。帝京大学の施設の利用においても、東京の本校の許可を得なければならないため時間がかかるので、優遇してもらえるよう市から依頼してほしい。
    【市長】
    帝京大学の施設利用の件は、今後、依頼していきたいと思うが、まずは、現状の中で、地区市民センターが中心となり、皆さんの意見を調整しながら、計画的に利用しやすい環境を作っていくのが良いと思う。これからは、地区市民センターを中心に市民協働の社会をつくっていこうと考えている。例えば、鍵を借りることにおいても、地区市民センターが借りる、地区市民センターに合鍵を置くなど、皆さんの利便性を考えていくのもこれからの地区市民センターの役割であるので、早急に対応したい。
    【北部地区担当副参事】
    中学校と地区市民センターが約束ごとを決めれば良いことなので、解決できる方向で、協議していきたい。
    【豊郷地区市民センター所長】
    庁内各課との連携を取りながら、施設が使い易くなるよう、地区市民センターが間に入って進めていきたい。
  5. 運動施設の整備について
    南部は総合グランド、東部は石井と柳田の緑地、西部は駒生球場が整備されているが、北部には運動施設はない。
    現在、小学校の学童の野球大会は、グランドの数が少なく、また、学童の他にも多くのチームが使用しており、なかなか使用できない。やむを得ず新学期前の 3月から大会を開かなければならない。また、海道小学校や豊郷北小学校のグランドは狭く、北部のリーグ戦にはほとんど使用できない。
    ぜひ、北部地区の運動施設の整備について検討してほしい。
    【市長】
    小学校の学童、中学校のクラブ活動、体協関係の活動などが、どれくらい消化されているのかなどを調査した上で対応していきたいので、しばらく時間をいただきたい。
    豊郷地区がスポーツに熱心であり、またスポーツに関わっている方の人口も多いというのは十分理解できたので、きちんと対応したい。
  6. 総合型地域スポーツクラブの設置について
    泉が丘地区で行っている、総合型地域スポーツクラブ「友遊いずみクラブ」のインストラクターをしているが、豊郷地区にもスポーツクラブをつくりたい。できれば小中学校のグランドや体育館を利用して、スポーツクラブをつくりたいと思っているが、スポーツクラブをつくるにあたり、施設の面で援助してほしい。
    【市長】
    泉が丘地区の「友遊いずみクラブ」は、サッカーくじの収益事業を活用して補助事業としてスタートしたが、サッカーくじの利益が伸びずに、補助額が大幅に減額されている。そのような中で、現在、市は活動費の一部を援助している状況にある。
    豊郷地区で皆さんが総合型地域スポーツクラブをつくるにあたっては、行政として何ができるかといったことも合わせて協議していければと思う。豊郷地区市民センターも関わって一緒に考えていきたい。
  7. 人工芝テニスコートの整備について
    市内のテニスコートは、宮の原に6面のクレーコート、雀の宮に2面のクレーコート、屋板に3面のハードコート、豊郷に2面のハードコートがあり、クレーコートについては、毎年、年度末に整備をしているが、整備費がもったいない。また、雨上がりや、霜の時期も関係なく利用できるように人口芝のオムニコートに替えてほしい。
    【市長】
    クレーコートとハードコートの寿命や、人工芝の費用対効果などからどちらが良いのか検証し、明らかに人工芝の方が良いということであれば、再整備にあたっては人工芝の採用を検討していく。

自由討議

1 災害時のネットワークづくりについて

 事務所が富士見が丘にあり、世論調査や市場調査を行っているが、先日の地震をきっかけに、豊郷地区の住民に対する意識調査を実施した。175件の回答があり、「災害時の緊急避難場所がすぐに分かる」は46%、「すぐにはわからない」は46%。「家庭で災害時の連絡方法を決めている」は12.9%、「決めていない」は68.5%。「隣近所の連絡先を知っている」は40.4%、「知らない」は46.1%。「緊急通報システムなどを利用している」は6.6%、「利用していない」は84.4%、「利用してみたい」は10%。災害時の対策について、「詳しく知りたい」は68%、「よく知っている」は22%という結果であった。
 地震などの災害はいつ起こるかわからない。個人情報の保護により、すぐに隣近所と電話番号を交換することはできないかもしれないが、地域のネットワークをつくることはすぐできることだと思う。今回の調査結果を参考にして、安心して暮らせるまちづくりをしてほしい。

【総合政策部長】
 市では、各地域で防災ネットワークをつくっていただくよう進めている。個人情報の保護により、一人暮らしの高齢者がここに住んでいるなどの個人情報を出すことができないという問題もあるが、民生委員や地区の方は把握できるような仕組みができないか検討している。
 市としても、地域の人が助け合うことが最初にすべきことだと考えており、きちんとネットワークを作っていきたい。

2 奈坪川の改修について

 奈坪川流域の岩曽町地区は、宅地開発等により、密集した住宅が河川との境界ぎりぎりに立地しており、台風など大雨の際に洪水等の災害の恐れがある。また、雨で道路が冠水して通行できない。一日も早い改修を行ってほしい。

【河川課長】
 河川改修にあたっては、下流からの原則があり、下流の整備を行っている。平成19年から駅東地区のトンネル河川の整備をしていく予定である。なお、河川整備を順調に進めるために、境界確認時においてはご協力いただきたい。
 皆さんが安心して生活できるよう整備に努めていきたい。

【市長】
 河川改修工事が着工するまでは、現場をパトロールしながら応急的な処置をして対応していきたい。
 また、市では、雨水の流出抑制を図るための雨水貯留施設等設置費補助や、雨水幹線の整備も行っており、希望する方は問い合わせていただきたい。

3 自治会未加入者への対応について

 豊郷地区には自治会未加入世帯が約3,000世帯あるが、強く加入を勧めることができない。行政の指導により自治会への加入を促進させてほしい。

【市長】
 自治会は、公共性の高いなくてはならない自治体の生命線だと思うが、任意団体であり強制はできない。
 現在の取り組みとしては、市民課などの窓口において転入時の加入案内配布、建築許可申請時の建設業者への加入促進チラシを配布している。
 自治会加入促進については、宇都宮市自治会連合会の特別委員会である「協働推進委員会」において検討されていくが、本市としても宇都宮市自治会連合会と相談しながら、早急に必要な支援策を検討していく。

4 歩道の設置について

 山本町交番から西に入った道路は交通量が多いが、道路が狭く危険である。そこで、市に求喰川の支流に蓋をして、歩道を設置してほしいと5年前から要望しているが、市から回答がない。このままでは、交通事故により死者が出る可能性もあるので、ぜひ歩道を設置してほしい。

【河川課長】
 早急に現地を調査のうえ回答したい。

【後日回答】
 要望を受けた箇所は、戸祭台と八幡台の結節点となる交差点部分から東へ長さ90メートル幅2~6メートルの求喰川支流と市道504号線に挟まれた部分である。
 現在、その土地について、現況の測量を行い、また、周辺の関係地権者に協力を得ながら、土地の境界確認を実施し、今後どのように歩道が設置出来るか基礎資料を作成し検討している。

5 市立博物館の設置について〔懇談会終了後受付〕(参考意見)

 一昨年から、宇都宮城祉公園土塁内有効活用懇談会の市民公募委員を務めてきたが、委員長が「土塁内は多目的ホールと歴史資料館等を中心に」との提言書を市長に提出し役目を終えた。
 豊郷地区は、美術館や帝京大学が立地し、今や宇都宮市の文化の中心の様相を見せている。また、宇都宮市の中でも特に海外のファミリーが居住していると思われ、宇都宮市の「世界へのウエルカムプラザ的な存在」にも成り得る。
 現在、県立博物館はあるが、宇都宮市独自の博物館はない。城址公園の歴史資料館では、その規模から市立博物館の代用は不可能だと思われる。宇都宮市の歴史文化を世界に発信できる市立博物館を豊郷地区に造ってほしい。

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