第13回 東地区まちづくり懇談会 開催結果

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ページID1009797  更新日 令和6年3月8日

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開催日時: 平成17年11月18日(金曜日)午後6時30分から午後8時30分
開催場所:東地域コミュニティセンター
参加人数:41人

  • 提言
    提言1 八幡山と田川のプロムナードづくりについて
    提言2 交通安全および防犯対策について
  • 自由討議
    1.田川沿いの道路について
    2.大泉橋の架け替えについて
    3.歩道の舗装について
    4.街路樹の落ち葉の清掃について
    5.河川の蓋について
    6.学校での朝食の提供について
    7.上野百貨店跡地周辺の開発について

提言1 八幡山と田川のプロムナードづくりについて

1 テーマについての現状と課題
 東地域には、やすらぎの場として、八幡山と田川がある。しかし、このふたつの場所がリンクされておらず、また、管轄も八幡山は市であり、田川は国土交通大臣指定の1級河川で管理は栃木県が行っており、総合的に整備されることはない。
 このふたつの場所は、東地域に留まらず、宇都宮市全体の安らぎの場として、もっと広域に一体的に整備されることが望ましいと考える。

2 地域自らできること
 東地域まちづくり推進協議会は、花づくりによる明るいまちづくりを推進している。その中で、菜の花による資源循環推進型の社会づくりをめざして、八幡山公園、田川のちびっこ広場や空き地、町内の空き地や花壇やフラワーポット、東小学校や児童の家庭の庭に、そしてまた休耕田を借りて、菜の花を栽培している。菜っ葉を食べ、花見をして、ミツバチも来る。いよいよ来年は、油を絞り天ぷらを揚げ、石鹸も作る。近い将来廃油で車の燃料をと夢も持っている。草も刈り、いろいろな花もみんなでがんばって咲かせようと意気込んでいる。

3 行政に支援を求めること

  1. 八幡山と田川の整備の中で、八幡山から大錦橋を結ぶ市道に散歩道をつくることでリンクさせ、あずま屋を設け、ベンチを置き、桜並木のプロムナードとして整備してほしい。
  2. 八幡山公園に菜の花広場を作ってほしい。
  3. 田川には、もっと桜を植えてほしいし、一休みする憩いのポケットパークを整備してほしいとの声がある。土手には菜の花を咲かせてほしい。
  4. 菜の花の資源循環型の取り組みが全市的に展開されるように、特に休耕田の転作奨励作物として、菜種油を製造し、まちおこしの起爆剤にしてほしい。

提言に対する市の考え方

【市長】

  1. 八幡山と田川を結ぶ散歩道の整備について
    八幡山と田川は、都市内に残された貴重な自然資源であり、うつのみや百景にも選定されるなど、地域住民に"潤い"や"安らぎ"を感じさせる、次世代に守り育てるべき貴重な資産であると考えている。
    提案の、「八幡山と田川の大錦橋を結ぶ市道27号線の散歩道の整備」については、現在の道路幅員が、5~10メートル程度であり、桜並木や東屋を整備するには、拡幅による用地買収や建物移転を伴うこととなり、整備の実現には、住民の合意形成や財源の確保など、多くの課題が想定される。
    本市としては、地域資源を最大限に生かしたまちづくりを進めており、その中で、ご提案の考え方についても参考とさせていただきたい。
  2. 八幡山への菜の花広場の整備について
    公園全体の植栽計画があることから、支障のない範囲で、暫定的に実施していくことを検討する。
  3. 田川への桜や菜の花の植栽、ポケットパークの整備について
    田川は県管理の一級河川で、河川の整備とその維持管理は栃木県宇都宮土木事務所が行っている。
    宇都宮土木事務所に確認したところ、東地区内の田川の河川整備は、平成元年度、国土交通省のラブリバー事業の認定を受け、低水護岸部を遊歩道として整備したほか、大錦橋下流右岸に市民の憩いの場所としてラブリバー公園(ちびっこ広場)を整備し、地区内の河川工事は平成5年度に完了している。桜並木については、東小学校東側の東橋から宮の橋下流にかけて、枝垂れ桜並木を整備済みだが、今後、東地域については桜の植栽予定はない。東地区は都市部であるため、構造上、コンクリート護岸の箇所が多いことや、コンクリート護岸以外の箇所についても、車道として利用されていることから通行に支障をきたすため、草花の植栽については、ラブリバー公園内の花壇を利用していただきたいということである。
    本市では、河川の清掃・除草・花の植栽などの市民活動に対し、河川愛護会をとおし支援している。ラブリバー公園(ちびっこ広場 800平方メートル)内での菜の花の植栽は、地元の河川愛護グループと連携願いたい。
  4. 菜の花の資源循環型の取り組みについて
    休耕田を利用した菜の花栽培については、水田の効率的な活用とともに魅力ある景観の形成に寄与することから、転作作物の一態様として作付けを支援している。
    菜の花による資源循環型社会を形成するには、まずは、菜の花の栽培に対して農家や市民の協力が不可欠である。また、油の製造や利用後の廃油のリサイクルなどの実施主体をどうするのか、油の利用先の確保など、循環システムを構築する上で多くの課題がある。
    このため、今後、廃食用油のリサイクルと併せて研究していく。

提言1についての意見交換

  1. 田川の土手の除草について
    田川の整備については、ラブリバー事業によりチビッコ広場を整備し完了したということであるが、その後の管理もしてほしい。
    チビッコ広場は、草が繁殖し手に負えなくなったため、県に要望したところ改良工事が行われた。しかし、チビッコ広場の外側の土手は、県に要望したが、年1回の除草の予算しかないということである。毎日のように高齢者による草刈が行われている現状において、市は県の管轄だから関係ないというのではなく、県と協力して解決してほしい。
    【後日回答】
    田川のチビッコ広場は、地域の住民の皆さんの憩いの場として、親水的な水辺空間整備を施したものである。宇都宮土木事務所に確認したところ、現在、宇都宮土木事務所が行う田川の河川敷除草は、予算の関係上、年1回の対応となっているということである。
    本市では、河川の清掃、除草、花の植栽等の市民活動に対し、一部事業活動費を補助するとともに、河川清掃時に使う軍手・ごみ袋等を支給している。当該地域では既に、河川愛護グループ「田川ちびっこ広場をきれいにする大曽3区自治会」が活動中であることから、宇都宮土木事務所と連携した活動をお願いしたい。
  2. 菜の花の資源循環型の取り組みについて(参考意見)
    土手に花を咲かせるには、地域の力だけでは難しい。県は、グリーンパークに春は菜の花、秋はコスモスを植栽し、非常に良い取り組みを行っている。市でもろまんちっく村などを利用すれば、菜の花の植栽をもっと広く展開できるのではないかと思う。
    また、油を使えば当然廃食油ができるので、一体的にすばらしい展開ができる。八戸市では、行政主導で菜の花の循環型の取り組みが進められており、廃食油は市の公用車の燃料として使われている。宇都宮市でも同様の取り組みが行われることを期待する。

提言2 交通安全および防犯対策について

  1. テーマについての現状と課題
    現在、車社会における交通事故や犯罪の増加は、社会の大きな問題となっている。そのために、いろいろな対策がとられているが、なかなか有効な手立てがない。
    そのような中で、私たちは夜のまちをもっと明るくすることで、交通事故や防犯対策を図ることができればと考えている。
  2. 地域自らできること
    地域では長年交通安全運動を続けているが、これは将来にわたり進めていかなければならない。しかし、なかなかこの問題の新しい取り組は考えられない。
    防犯対策についても、地域のパトロール隊をつくり、毎月1回パトロールを実施している。これにも限度があるが、繰り返し実施するよう努めていかなければならない。
  3. 行政に支援を求めること
    交通事故対策のために新しい取り組みを考えるとき、なかなか名案は浮かばない。そのような中で、国土交通省は、道路を明るくすることを進め始めたと聞いている。外国に比べて日本の夜は暗いと言われているが、そのとおりであると思う。明るいことで交通事故が減るということは真理であると思う。また一方、防犯対策についても、街が、道が、明るくなれば犯罪が起こりにくくなることは、理の当然である。これらのことから、道や学校付近をぜひ明るくしてほしい。
    特に、宇商高の生徒が通学に多く利用する田原街道の宇商高前から競輪場通り付近までと、田川沿いの道路は暗く危険であるため、街灯などを増やしてほしい。

提言に対する市の考え方

【市長】
 本市において、交通事故や犯罪の増加は大変憂慮すべき状況にあり、これは、全国・栃木県においても同様の傾向である。
 地域において交通安全や防犯に関する活動を実施していただくことは、大変ありがたく、今後とも継続的な取り組みをお願いしたい。
 防犯灯については、地域における夜間の事故や犯罪の未然防止を図るため、自治会で計画的に設置いただいており、市では、その設置費用や電気料金を補助しているので、設置するにあたっては、生活安心課にご相談いただきたい。
 田原街道の宇都宮商業高校前から競輪場通り付近までについては、道路管理者である県へ要望していく。また、田原街道の競輪場通りとの交差点と宇都宮商業高校南西側の交差点、そして田川の大曽橋、大錦橋には道路照明が設置済みだが、田川の錦橋にはないので、設置していく。
 ご提言のあったとおり「道路を明るくする」ことは、交通安全及び防犯面での犯罪の抑止に効果があると思われるので、街路灯や防犯灯の設置を推進していきたい。
 現在策定中の宇都宮市安全で安心なまちづくり推進計画において、個別重点施策として、今後、暗がりの安全性の向上を目指し、防犯灯の設置基準などについて検討していきたい。
 今後とも本市の交通安全対策、防犯対策にご理解、ご協力をいただくとともに、地域における活動の推進をお願いする。

自由討議

1 田川沿いの道路について

  1. 田川の右岸の、幸橋から東橋あたりは、遊歩道のほかに、護岸の上に2本の道路があるが、2本の道路のうち1本は土手に位置づけられていると聞いている。土手の上での事故は、保険の対象にならないようなので、その道路はどういう位置づけか聞きたい。
  2. 田川沿いの枝垂れ桜が成長し、枝が伸びて、虫も発生し、根はコンクリート護岸を突き抜けてしまうのではないかと心配している。

【自治振興部長】
 2本の道路のうちの下の道路は市道であるが、その上の道路が管理用道路なのかどうか、またその道路で起きた事故は交通事故の保険の対象になるのかどうか確認し、後日藤井会長に回答する。

【後日回答】

  1. 指摘のあった2本の道路は、下の道路(西側)は市道1394号線で市の管理、上の道路(東側)は田川の管理用道路で県の管理となる。
    事故に対する保険の適用については、保険会社へ問い合わせたところ、事故の内容や加入している保険の種類等、様々な条件があり一概には判断できないとの回答であった。加入している保険の種類や不適用の条件をもう一度保険会社へ確認してもらいたい。
  2. 田川沿いの枝垂れ桜の件は、管理者である宇都宮土木事務所に適正な管理をするよう依頼をした。なお、枝垂れ桜の植樹されている箇所の護岸は「構造的には問題はない」との回答があった。

2 大泉橋の架け替えについて

  1. 大泉橋のたもとで死亡事故が発生した。大泉橋は、従来から欄干の上部補強やカーブミラーが設置はされてきたが、今回の事故後も「通学路注意」の表示と交差点鋲の設置にとどまった。
    しかし、橋の幅が車道より狭く、上部を補強した欄干が川沿いの道路から進入する際の視界を遮り、また、川沿いの道路には勾配があるなど、橋そのものに構造的な問題があるので、橋を架け替えなければ解決はしないと考える。
    大泉橋は都市計画道路であり、同路線にある隣の小泉橋が、都市計画により先行して架け替えられたように、架け替えてほしい。
  2. 補強した2段の高欄について、視界を遮らないよう改善できないか。
  1. 【市長】
    大泉橋は築造後45年が経過している。宇都宮市には980本の橋があるが、現在、老朽化した橋の延命化や耐震対策について調査を行っている。今年度は29本について調査を行う予定であるが、大泉橋は優先して調査を進めたい。
    また、橋を架け替えるまでの対策も取らなければならないので、県に交通安全対策についてお願いをし、市としてもできることはしていきたい。
    【道路建設課長】
    小泉橋は区画整理の中で拡幅されたものである。
    大泉橋は道路より狭くなるので、拡幅されないと解決されない問題があるのかもしれない。また、北側に白線を引いているが、歩行者や自転車の安全は確保されていない状況である。延命化と耐震性の調査を行い、方向性を出したいと考えている。この工事には莫大な費用がかかるため、現在JR宇都宮線との立体工事などの大きな工事を進めており、それらの工事の終了後に計画的に進めていきたい。
  2. 【道路建設課長】
    橋の高欄が低いので、そこから落ちてしまうのではないかという地元の方々の意見を聞き、最初80センチの高さであったが、40センチほど高くしてパイプの手すりを2つ付け、歩行者の人の安全が確保できるようにした。構造的なものについて調査し、改善ができるかどうか検討したい。

【市長】
 可能なら改善したい。また耐震調査を行い、なるべく早く架け替えができるよう対策を立てていきたい。

【後日回答】
 高欄の改善について、現在、検討している。平成17年度中に、見通しの確保と転落防止が両立する改善を行っていく。
 また、田川沿いの道路が大泉橋通りに急勾配で接続している部分の改良を、隣接地権者の協力を得ながら実施していく。

3 歩道の舗装について

  1. この地区ばかりではなく、宇都宮市全体にも見られることだが、道路や歩道が拡張にされ、歩道がきれいにカラーで舗装されるが、しばらくすると何かの工事により掘り返すことがある。しかし、復元されずにアスファルトで舗装されるのはどういうことなのか。
    塙田交差点の「丁子屋」の前の歩道は、しばらくアスファルトで舗装されている。
  2. シンボルロードを市役所からオリオン通りまで歩いてみればわかるが、何ヶ月も復元されずにアスファルトのままになっている部分がある。特に点字ブロックが剥がされアスファルトになっているのは問題がある。一度現場を調査するくらいの努力は必要だと思う。

【道路建設課長】

  1. 一度掘ったところは、すぐに復元せず、仮舗装をし、土が落ち着いてから再舗装をしている。長期間その状態であるのはおかしいが、一時的にそういう状態になる場合がある。
    塙田交差点については、両方とも県道であるが、市で現場を確認のうえ県に伝える。
  2. 後日現場を確認したい。

【後日回答】

  1. 塙田交差点の「丁子屋」の前の歩道は、現地調査の結果、水道工事による仮復旧の状態であり、インターロッキングブロックが入り次第、本復旧を行う予定と県から聞いている。
  2. シンボルロードの歩道は、現地調査の結果、6箇所アスファルト舗装されていた。そのうち1箇所は、(1)と同じく占用工事による仮復旧の状態であり、早速、占用者に対し平板ブロックによる本復旧を行うよう指導した。残り5箇所については、平板ブロックが破損したため、応急的にアスファルト舗装を行ったものであり、これらについては、平板ブロックの材料が入り次第本復旧を行う。
    また、点字ブロックが剥がされアスファルト舗装になっている箇所については、既に修繕を行った。
    なお、占用工事における点字ブロックの取り扱いについては、やむを得ず点字ブロックを撤去する場合は、ガードマンにより視覚障害者の誘導を行うよう占用者に対して指導している。今後とも、点字ブロックが剥がされてアスファルト舗装がなされたままの状態がないよう指導を徹底していきたい。

4 街路樹の落ち葉の清掃について

 県庁前通りにある栃の木の落葉時期には、道路沿いの住民が掃除をしており、短い期間であるものの、毎日掃除しないと間に合わない。せめて葉を集めるごみ袋だけでも支給してもらえないか市に相談してほしいと自治会員から要望がある。

【道路建設課長】
 街路樹の管理は、県道と市道と道路によって分かれているが、市では道路維持課で管理をしている。年に数回、落葉の時期を考えて、薬剤散布や剪定をしているが、ずれてしまう部分もある。地元の皆さんに大変迷惑をかけていると思うが、掃除をしていただき感謝している。引き続き協力をお願いしたい。

【後日回答】
 街路樹のある道路の沿道の皆様には、落ち葉の清掃や植樹桝の草むしりなど、日ごろからご協力をいただき感謝している。
 街路樹の落ち葉対策として、県道・市道とも剪定を行う場合は、落ち葉となる直前に行うなど、できるだけ時期の調整をしているが、時期が重なることからすべての対応は難しいのが現状である。
 県庁前通りは県道であり、街路樹は県が管理している。現在、剪定は、3年に1回行っているが、今後、2年に1回にできないか検討していくと聞いている。
 また、落ち葉清掃のごみ袋の支給については、現在、県・市とも支給はしていないが、道路の愛護活動や街路樹の里親制度など市民協働のまちづくりを推進していることから、極端に落ち葉が多い場合は、個別に相談をいただきたい。
 今後とも、皆様のご協力をお願いしたい。

5 河川の蓋について

 私の家の東側には、道路と河川を挟んで「カワチ薬品」の店舗があるが、売り出しのときには、10トントラックが半日以上数珠つなぎに並び、通行できる道路の幅が2メートルほどしかなくなる。私の家も商売をしているので、そのような状況は営業の妨げになる。トラックが積み下ろしをする部分だけ、河川に蓋ができないか。

【市長】
 市としても、事業者に要望を伝えていきたい。
 また、河川に蓋をするなどの対策が取れるかどうか確認したい。

【後日回答】
 ご要望の河川は市が管理しているが、河川に蓋をすることは維持管理をする上で支障となるため、民地への出入りに必要な範囲で蓋設置を許可している。
 河川に長い区間にわたって蓋をしてしまうと、局所的に大雨が降ったときに河川に流入するところがなくなり溢水被害が発生してしまうため、雨水が河川に入るようにしておく必要もあることから、蓋はできるだけしないようにしている。
 事業者に対しては、道路管理者として、安全で円滑な交通が確保されるよう指導をしていく。

6 学校での朝食の提供について

 外国では、朝食を食べずに登校した子どもに朝食を提供している例がある。このようなサービスは、親の負担を軽くし、少子化対策にもつながると思う。東小学校には空き教室があるので、このような施策をこの地区で試行的に行ってほしい。

【市長】
 子どもに朝食を食べさせる役割を担うのは家庭であると思う。今後、教育行政においては、学校や地域での教育に力を入れるとともに、家庭教育に対しても支援を行っていかなければならない。その切り口として、食育を通して家庭への支援を行っていければと考えている。そのような施策について、東小学校をモデル校として行うことも可能であると思う。

7 上野百貨店跡地の開発について

  1. 上野百貨店跡地周辺の開発は、どのような計画で、予算はどのくらいか。
  2. 開発工事にあたっては、交通に支障がないか。

【市長】

  1. 二荒山神社参道東側の上野百貨店本館跡地周辺の開発については、地元権利者により設立された再開発組合が事業を行っているが、方向性が決まったことにより、来年早々に建物の解体作業が始まる。新しいビルは8階建で、5階と6階では市が行政サービスを展開していく。また、1階から4階は商業施設になる予定である。完成は平成19年夏頃の見込みであり、総予算は59億円くらいである。
    西側の上野百貨店新館跡地周辺の開発については、今後再開発組合が設立され、商業施設とマンションの複合施設として24階建てのビルが建設される見込みである。東側の開発より2年遅れて完成する見込みである。但し、まだ再開発組合が設立されていなため、どのくらいの予算になるかはわからない。
    また、二荒山神社前に参道を含め約2500平方メートルの広場が創出されることから、賑わいと交流の拠点となる空間としていきたい。
  2. 工事にあたっては、警察の指導も受けながら、交通に支障がないように、また安全にも配慮して進めていくよう指導をしていく。

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