定例記者会見令和4年4月

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ページID1029292  更新日 令和6年3月8日

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(注意)このページは、定例記者会見のもようを広報広聴課がまとめたものです。

日時・会場

令和4年4月20日(水曜日)午後1時から
宇都宮市役所・3階特別会議室

発表事項

 それでは、本日開催いたしました庁議の結果について、発表いたします。
 まず、はじめに、「令和4年度 総合計画 主要事業の選定について」でありますが、 本市が目指す「スーパースマートシティ」の実現に向け、「LRT整備の推進」をはじめ、「いちご一会とちぎ国体・とちぎ大会の開催」や「デジタル化の推進」など全庁的に推進していく主要事業として、20項目を選定いたしました。これらの事業につきまして、全庁一丸となって推進してまいります。
 次に、「各分野における 基本計画の策定について」でありますが、今年度は、「NCC」や「地域共生社会」の創出などに取り組むため、「第6次宇都宮市 総合計画 基本計画」をはじめ、「(仮称)宇都宮市 住生活マスタープラン」や「(仮称)第5次宇都宮市 やさしさをはぐくむ福祉のまちづくり 推進計画」など、13件の計画を策定いたします。今後は、実効性の高い施策(しさく)・事業を計画としてとりまとめ、着実に推進していくことにより、子どもから高齢者まで、誰もが豊かで便利に安心して暮らすことができ、夢や希望がかなうまち「スーパースマートシティ」を実現してまいります。
 次に、「(仮称)クリーンパーク茂原の火災に関する事故対策委員会の設置について」でありますが、2月1日に発生したクリーンパーク茂原の火災事故につきまして、事故の検証や、再発防止策の検討などを行うために5月中旬に事故対策委員会を設置いたします。体制につきましては、環境部を所管する副市長を委員長とし、公正性を確保するため、外部有識者が参画した10名程度の委員で構成する組織として、様々な視点から検討を行う予定であり、6月下旬の中間報告を経て、8月下旬には報告書をとりまとめ、事故の再発防止に取り組んでまいります。
 次に、「住民票等(とう) コンビニ交付サービスの利用促進について」でありますが、これは、マイナンバーカードを活用した住民票等(とう)コンビニ交付サービスについて知っていただき、実際に使っていただけるよう、5月2日から行政キオスク端末を本庁舎に設置するものであります。本端末を使用した住民票等(とう)の発行手数料は、窓口より100円安価となっており、端末の使い方が分からない方には、職員やロビーアシスタントによる
丁寧な説明と操作支援により、是非、操作に慣れていただき、身近なコンビニエンスストアでも交付サービスをご利用ください。
 次に、「(仮称)大谷観光 周遊拠点施設の整備内容について」でありますが、現在、令和5年11月の供用開始に向けまして、整備を進めており、その整備内容につきましては、国(くに)登録有形文化財である「旧大谷公会堂」について解体した石材を再利用しながら復原(ふくげん)工事を行うとともに、新たに整備する「ビジターセンター」や屋外空間の「多目的スペース」などに積極的に大谷石を活用しているところであります。今後は、この施設を大谷地域の新たな観光・周遊の拠点として、来訪者の滞在や交流を促進するとともに、さらなる賑わいを創出し、地域の活性化を推進してまいります。
 次に、「FIBA(フィバ)3x3(スリーエックススリー)ワールドツアーうつのみやオープナー2022(ニーマルニーニー)の開催概要について」でありますが、FIBAが史上初めて、「3x3(スリーエックススリー)ワールドツアー」の開幕戦を「オープナー」として位置付け、本市を舞台に5月13日 金曜日から 15日 日曜日までの日程で開催いたします。この、「うつのみやオープナー」では、世界の強豪が宇都宮に集結し、白熱した戦いが繰り広げられるほか、オープニング・セレモニーなど、様々な関連イベントを実施することにより、ワールドツアーの開幕にふさわしい盛り上がりを創出し、「3x3(スリーエックススリー)のまち宇都宮」を全世界に向けて発信してまいります。主な取組といたしましては、FIBA(フィバ)の公式YouTubeチャンネルを通して、試合映像をライブ配信するほか、中心商店街の協力店が大会に合わせて、オリジナルメニュー「3(スリー)xMENU(エックスメニュ)!」を提供するとともに、県内・市内小学生チームによるフリースロー対決やエキシビションゲームを開催してまいります。会場におきましては、新型コロナウイルス感染症対策を徹底しながら、安全・安心に開催してまいりますので、是非、この「うつのみやオープナー」を市民の皆様をはじめ、多くの方々に楽しんでいただきたいと思います。
 次に、「給水スポットの愛称決定について」でありますが、これは、宇都宮駅東口の交流拠点施設「ライトキューブ宇都宮」内に設置する「給水スポット」につきまして、愛称の投票を行った結果、おいしい水が湧き出るイメージの「宮(みや)の泉(いずみ)」に愛称を決定いたしました。今後は、11月の供用開始に向け、多くの皆様に本市の「おいしい水道水」を身近に感じ、親しみを持って利用いただけるよう、上下水道局ホームページなどを活用しながら、幅広い周知に取り組んでまいります。
 以上をもちまして、庁議案件の発表を終了いたしますが、新型コロナワクチンの接種について、ご報告いたします。現在、新型コロナウイルスの感染者数が高(たか)止(ど)まりしており、特に40代以下の感染割合が約9割となっております。このため、本市では、若者や働く世代の接種を促進し、今後の感染拡大の防止と社会経済活動の活性化を図るため、ワクチン接種に関する 周知・啓発を強化しており、個別接種のファイザー社ワクチンの予約枠を大幅に拡大するとともに、企業や大学等(とう)と連携し、平出や清原工業団地における集団接種の新設や宇都宮大学における集団接種の拡充などを実施してまいります。ゴールデンウイークを大切な人と 安心してお過ごしいただくため、市民の皆様、特に若い世代の皆様には、ぜひ、この機会を利用し、連休前の3回目接種にご協力くださるようお願いします。
 最後になりますが、お手元に本市の魅力や実力をわかりやすくご案内する、「MIYA(みや) NAVI(なび)」を配布いたしましたので、是非ご覧ください。

 これをもちまして、本日の発表を終了いたします。

資料

質疑事項

庁議等案件

「(仮称)クリーンパーク茂原の火災に関する事故対策委員会」の設置について

記者 事故対策委員会の構成員について伺う。
市長 現在検討中でありますが、市民団体の代表の方や法的な専門家にも入っていただけるよう、調整を図ってまいります。
記者 出火原因については現在も調査中と聞いているが、消防と協力して調査を行うものか、あるいは事故対策委員会が別に調査を行うのか、役割分担について伺う。
市長 事故対策委員会と消防が、お互い協力しながら、またご意見をいただけるところはいただきながら原因究明してまいります。
記者 事故対策委員会による想定される成果について伺う。
市長 今回の火災の原因は危険物の混入と言われていますが、それ以外の火災あるいは事故についても対策をとっていきたいと考えておりますので、ご意見をいただき、検討してまいります。
記者 事故対策委員会は第三者委員会であるのか、また、どのようなことを検証したいのか伺う。
廃棄物対策課長 事故対策委員会は、第三者委員会とは異なる、副市長を委員長とした庁内職員と外部委員による10名程度の組織を考えており、市職員と外部者の割合は5名ずつ程度を考えています。検証すべきことは、原因究明と今後の対応・対策であり、事故が起きない仕組みや、事故等が発生した場合の対応などを検討し、マニュアルに追加をしていきたいと思います。
 

FIBA3x3ワールドツアーうつのみやオープナー2022の開催概要について

記者 ワールドツアー開催にあたっての感想と、2019年に開催したファイナルとの違いをどのように発信していくのか。また、目標動員数について伺う。
市長 これまでの本市の開催実績とFIBAとの協力があって実現したことであるので、期待を裏切らないように、また、オープナーとしてふさわしい運営と発信をしていきたいと考えています。今回、新たな取り組みとして、BSチャンネル番組「BS よしもと」において試合映像を配信することや、FIBAの公式 YouTube チャンネルを通して、この大会を、そして宇都宮市を全世界に発信できることになるので、本市の魅力の発信をしっかりと進めていきたいと思います。また、BMXのフリースタイルのショーなど、バスケットボールだけでなく、「自転車のまちうつのみや」を意識したしつらえも進めていきます。また、新型コロナウイルス感染症対策をしっかりと講じて、多くの方に来ていただけるように取り組んでまいります。
都市魅力創造課長 新型コロナウイルス感染症対策として、会場の座席の間隔を広げるなどの対応してまいります。動員目標は決めておりません。
市長 試合によって観戦者が入れ替わる特性から、通常の競技より観戦者は多くなると思います。市民の皆さんあるいは全国から来ていただくお客さんなど、多くの方に観戦機会を提供していきたいと思います。
 

令和4年度総合計画主要事業の選定について

記者 記者 JR 宇都宮駅東側の LRT 整備の具体的なスケジュールと、JR 宇都宮駅西側の LRT 導入の検討について伺う。
政策審議室長 駅東側のLRT整備について、ライトレールと連携した開業準備につきましては、試運転などを想定しています。また、西側の LRT 導入に向けた検討につきましては、現時点で時期等はまだ決まっておりませんので、決まり次第お伝えしてまいります。

(仮称)大谷観光周遊拠点施設の整備内容について

記者 大谷の観光周遊拠点施設について、昨年2月の記者会見では令和5年3月のオープンを目指すと発表していたが、11月になった理由は何か。また、内容に変更はあるのか伺う。
大谷振興室長 開発許可関係や、国の売り払い手続き等に時間を要したため、整備スケジュールを見直し、令和5年11月オープンといたしました。スケジュールの変更以外、内容等の変更はございません。

庁議等案件以外

有料指定袋の導入の検討について

記者 クリーンパーク茂原の火災を受け、市民にゴミの排出量を5割削減するよう協力を求めているが、8%しか削減できていないことについての認識と、有料指定袋の導入の検討について伺う。
市長 直近の4月10日までの削減率は前年同時期に比べ10%まで伸びており、市民の皆様、事業者の方々のご協力の賜物であり、心から感謝しております。削減率を上げるためにも、新聞への折り込みチラシなどを活用しながら、さらにご協力をお願いしてまいりたいと考えております。有料指定袋の導入については、導入した市町でも開始時には一定の減量効果があったと聞いていますが、効果が持続できないことも見受けられると聞いております。また、市民の皆さんの費用負担を考慮すると、現時点では導入は考えておりません。今後とも市民の皆さんの分別意識のさらなる向上を図ってまいります。また、導入に当たっては市民理解を得ることが大切でありますが、行政としても十分に働きかけを行った後に、有料化にご理解をいただければ、検討する余地はあるかと思います。

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このページに関するお問い合わせ

総合政策部 広報広聴課 広報グループ(市役所3階)
電話番号:028-632-2028 ファクス:028-637-5151
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