定例記者会見令和4年6月

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ページID1029652  更新日 令和6年3月8日

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(注意)このページは、定例記者会見のもようを広報広聴課がまとめたものです。

日時・会場

令和4年6月29日(水曜日)午後1時から
宇都宮市役所・3階特別会議室

発表事項

 それでは、本日開催いたしました庁議の結果について、発表いたします。

 まず、「株式会社足利銀行と宇都宮市との交流連携会議について」でありますが、これは、株式会社足利銀行と宇都宮市の若手や中堅職員が、自由な発想・アイデアを出し合い、新たな取組等を導出する、本会議を設置し、本市の課題解決を目指すものであります。なお、定例記者会見後に調印式を開催いたしますので、取組の詳細につきましては、その際に、ご説明いたします。
 次に、「公共交通 利用促進運動“MOVE NEXT UTSUNOMIYA”について」でありますが、「公共交通を『つくる』から『つかう』」をテーマに、より多くの皆様に利用していただけるよう、7月から、様々な取組を幅広く展開してまいります。具体的には、特設ホームページ等を開設するとともに、運転免許取得前の中学生・高校生相当世代に対しまして、交通ポイント 500円分をチャージしたtotraを配付し、市内周遊企画等と連携することで、公共交通をより身近に感じていただく意識転換を図ってまいります。また、本年5月に、市内事業所で初めて本市が「エコ通勤優良事業所認証」を取得したところでありますが、市内の事業所におきましても、積極的に取得していただけるよう、取得支援や特典の提供などを行いながら、普及促進に取り組んでまいります。今後とも、年間を通じた切れ目のない「広報PR」や、「個人」・「事業所」のそれぞれに対する効果的な公共交通への意識転換策を展開し、スーパースマートシティの形成に向けた地域経済の活性化や脱炭素型ライフスタイルへの転換などを推進してまいります。
 次に、「地域内交通へのICカードシステムと乗継割引制度の導入について」 でありますが、地域内交通におきまして、「totra」などの交通系ICカードが利用可能となるICカードシステムを、9月1日に導入いたします。これにより、これまで、紙のチケットで利用していた高齢者外出支援事業などの福祉ポイントをはじめ、公共交通を利用した際に貯まる交通ポイントが地域内交通でも利用できるようになります。また、ICカードシステムの導入と合わせて、地域内交通と路線バスをtotraで乗り継いだ場合に、運賃を自動で200円割り引く本市独自の「乗継割引制度」を開始いたします。この「割引制度」の特徴としましては、全国トップクラスの割引額を設定したほか、日中の時間帯に適用される「バスの上限運賃制度」と併用することで、市内のどこから乗っても乗り継いでも「街ナカ」まで500円以内での移動が可能となるところであります。引き続き、誰もが便利に、そしてお得に地域内交通を利用できるよう、サービスの充実に取り組んでまいります。
 次に、「『宮っこ子育てアプリ』の運用開始について」でありますが、このアプリは、日頃から気軽に子育てに関する情報を取得できる環境を整備し、母親だけではなく、父親など子育てに関わる人たちが積極的に協力し合い、育児の負担軽減を図るなど、子育て環境の充実に取り組むものであります。主な機能といたしましては、母子健康手帳の子どもの成長記録や予防接種のスケジュールなどがアプリで管理できることに加え、本市独自の機能として、父親向けの子育てに関する情報発信の充実・強化や「とちぎ笑顔つぎつぎカード」の電子化などを盛り込んでおります。今後は、このアプリを子育て家庭の皆様に、あらゆる機会を捉えて周知してまいりますので、ぜひ、ご利用ください。
 次に、「原油価格・物価高騰に対する支援について」でありますが、ウクライナ情勢等を背景とした原油価格・物価高騰に対し、国による支援に加え、本市独自の支援を実施いたします。主なものといたしまして、プレミアム付商品券につきましては、昨年度、好評であった「宮の食べトクチケット」と「宮の買いトクチケット」を一体化したプレミアム率20%の「宮のトクトクチケット」の販売や、水道料金につきましては、2か月分の基本料金を免除することとし、使用した水量が基本水量以下である、ひとり暮らし世帯などは、実質、無料となるものであります。これらの取組を一体的に進めることで、市民の暮らしや地域経済の安定化をしっかりと支え、コロナ禍からの社会経済活動の回復を確かなものとしてまいります。
 次に、「FIBA 3x3 ワールドツアーうつのみや オープナー 2022の開催結果概要について」であります。3x3ワールドツアーの開幕戦である「オープナー」を、5月に開催し、オープニングセレモニーや試合の映像が、YouTubeにより全世界に配信され、約200万ビュー閲覧されるとともに、大会の模様は50ヶ国以上のテレビ局で取り上げられたところであります。また、3日間で4万8千人が来場し、街なかに大きなにぎわいを創出したところであり、約4億8千万円の経済効果を得ることができました。今後は2024シーズンまでの「うつのみやオープナー」の開催を合意したことから、FIBAと連携しながら、世界を牽引し続ける開催都市として、更なる本市の魅力発信に取り組んでまいります。

 これをもちまして、本日の発表を終了いたします。

資料

質疑事項

庁議等案件

地域内交通へのICカードシステムと乗継割引制度の導入について

記者 totraの乗り継ぎ割引について、期間限定または今後も継続していく取り組みなのか伺う。
市長 今後も継続していきたいと思いますし、将来はどこまで乗っても500円で移動できるサービスにしていきたいと考えています。今回の乗継割引制度については、本年9月から実施をしてまいりたいと考えております。

原油価格・物価高騰に対する支援について

記者 プレミアム付商品券について、前回プレミアム付商品券を販売した際には人気があり、すぐに完売して買えない人がいたが、今回の販売方法でこのようなことがないのか伺う。
市長 前回は、大変好評をいただいたが、商品券を買えなかった方もいたと聞いています。今回は、買いたいという方が公平に手に入れられるよう、事前に市民の皆様へ申込書を配付し、お買い求めいただくことになります。
商工振興課長 全世帯に引換券を郵送し、希望する方は販売窓口で交換できるような仕組みを現在検討しております。
記者 プレミアム付商品券について、予算はどのように考えているのか。
商工振興課長 現在、90万冊の発行を予定しており、1人2冊までの購入上限を考えています。他市での実施事例も参考に引換率を考慮して、90万冊あれば希望する市民の皆さまに購入いただけると考えております。1冊あたり販売額5,000円で6,000円分の商品券ですので、プレミアム分の1,000円かける冊数分を市の予算で充当いたします。

庁議等案件以外

新ブレックスアリーナ建設構想について

記者 市長は6月5日のブレックス優勝報告会で、新アリーナ建設構想について「チームが場所を含めていろいろと思案しており、連絡を取り合っている」と発言された。新B1リーグ基準の客席数5,000人以上の施設となると、観客の交通手段や土地の問題も含めて場所は限られてくるかと思われる。2020年11月の市長選当選直後の記者会見では、「平出町のLRTトランジットセンター付近や、JR宇都宮駅西口付近」など具体的に地名を挙げていた。改めて、現時点で望ましい場所はどの辺りだと思われるか。また、新アリーナは民設民営となるのか、市の支援の在り方はどのような形になるのか伺う。
市長 ブレックスの新アリーナについて、本市としては、これまでアリーナの検討を進める上で必要となる法令等の対応について助言を行うなど、ブレックスと意見交換を重ねてきたところです。新アリーナの建設場所については、現在、ブレックスにおいて、場所や規模等の具体的な検討を進めているところでありますが、交通の便が良く多くの方々が訪れやすい場所や、まちの賑わい創出につながる場所が望ましいと考えています。特に、車ではなく、公共交通で来ていただけるような場所に建設されることが望ましいのではないかなと思っています。また、市の支援については、このアリーナは民設民営となりますが、今後ブレックスの検討がまとまり次第、民設民営のアリーナがもたらす経済的・社会的な効果などを踏まえながら、アリーナ建設の進捗状況に応じた、市ができる支援策をしっかりと、最大限実施してまいりたいと考えています。
記者 公共交通で行ける場所が望ましいとのことだが、 LRT の沿線もその範囲に入っているのか。
市長 LRTも含め、 JR 線、東武線の沿線、中心市街地も魅力的だと思います。ただ、アリーナの規模は小さいものではないので、今、宇都宮に広範囲で開けた土地がなかなかない現状を見ると、ブレックスも相当苦労しているというお話を直接伺っております。

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総合政策部 広報広聴課 広報グループ(市役所3階)
電話番号:028-632-2028 ファクス:028-637-5151
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