平成25年度　表彰提案一覧

実績提案（事務効率化部門）

市長賞

「消防本部通信指令課と連携した休日・夜間における市民向け防災メール配信の迅速化」
　休日・夜間における気象警報（大雨、洪水、暴風等）の第一報のメール配信については、基本的に消防本部通信指令課（24時間体制）に対応してもらうよう、改善した。このことにより、3点の効果が得られた。1.登録者（市民）に対し、夜間・休日であっても、迅速に警報情報を迅速にメール配信できた。2.危機管理課職員（2名）を自宅待機に切り替えることが可能となった。3.緊急であるため、職員が風雨の中、慌てて登庁し対応していたが、実施後は余裕を持って対応が可能となるため、事故やミスの防止につながった。

優秀賞

「「誰でも・簡単に・すぐに」滞納整理」
　強制徴収公債権の滞納整理マニュアルを作成したことにより、新規採用職員や転課者が着任後すぐに滞納整理の流れを理解することができ、早期に差押等の滞納処分に着手することができた。また、マニュアルを活用した研修会を行い、庁内及び県内他市町の税等徴収金の収納率向上に向けた徴収ノウハウの継承を図ることができた。

奨励賞

「市有施設の電力調達入札について」
　入札による電力調達を実施することにより、より安価な電力を導入し、電気使用料の削減を図ることができた。

実績提案（市民サービス向上部門）

市長賞

「窓口混雑予想の情報提供」
　自動発券機のデータを活用し、「窓口混雑予想」について「曜日別・時間帯別」の図表を作成、提示することで、情報の「見える化」を図り、業者等定期的に来庁される方に「窓口混雑予想」を口頭にて説明し、ピークタイムをずらして来庁していただくよう誘導することにより窓口の混雑を緩和させる。　 

優秀賞

「うちわの番号札による「涼」の提供」
　通常、名刺サイズである番号札を、夏場はうちわに変更し、お待ちの間はうちわで扇いで涼んでもらった。お客様に大変好評であり、暑さに対する苦情が減少し、待ち時間を快適に過ごしていただけるようになった。

奨励賞

「申請手続きの簡素化に向けた添付書類の見直しについて」
　平成25年6月に全庁的な申請の見直しを図った。市で受け付けている782種類、年間約128万件ある申請において、要件確認として住民票及び税証明等、市で取得する証明書の添付を求めているもの47種類1万8千件のうち、35種類1万6千件の添付書類を省略したことにより、市民の事務手続きの簡素化につながった。

自由提案

市長賞

「地区市民センター等（市出先機関）へひかり電話（IP電話）の導入」
　各地区市民センターで使用している固定電話をひかり電話（IP電話）に移行し、「宇都宮市」でグループ化することにより、電話通話料の縮減を図る。

優秀賞

「放置傘の有効利用」
　水道局1階西側入り口に放置されていた傘を設置し、突然の雨などの際、お客様に貸し出しすることにより、ごみ（廃棄される傘）が減少し、お客様へのサービスが向上する。

奨励賞

「業務対応事例集の整備」
　各課の事業遂行に当たっての通常業務（実施時期を含む。）に係る手順及びマニュアル等を整備することにより、初めて担当する職員にとって年度内の実施時期も含めた業務手順について全体的な理解が深まるとともに、組織的にも通常業務に係る進捗確認のチェックを行うことができる。
　上記通常業務以外にも、例えば事件、事務処理ミス及びクレーム時における対応策とそのための原因究明を明らかにしておくことで、事件等発生時における参考となることから、迅速かつ適切に事案に対応することができる。