第14回宇都宮市まちなみ景観賞

第14回（平成22年度）宇都宮市まちなみ景観賞受賞作品

景観賞　cafe SAVOIA s-21（今泉2丁目8番5号）

　古くから残る大谷石蔵の存在感をそのまま残しながら店舗として再生しています。赤のサインとオーニングテントがアクセントとなり、エントランスの植栽や季節の草花のみどりが潤いを与え、蔵の落ち着きのある佇まいの中に優しさのあるおもてなしを演出しています。

景観賞　白沢宿のまちなみ（白沢町地内）

　奥州街道第一の宿場町として歴史ある面影を残す白沢宿は、地域の人々の長年のまちづくり活動によって、大切に守り育てられてきました。家々には昔ながらの屋号が掲げられ掘割の流れには水車が静かに回り、夏の夜には宿の街を竹灯籠で彩る祭りが行われるなど、趣きあるまちなみを演出し、宇都宮の古い歴史や文化を今に伝えています。愛着をもって街を守る人々の努力が魅力ある景観に表れています。

景観賞　肉の山風木（大曽2丁目9番7号）

　宇都宮の地場産材である大谷石を多用した柱や壁、切妻入りの黒屋根、木製のサイン、建物周辺の植栽や木々のそれぞれが、互いを引き立て調和した空間を創っています。さらに、駐車場も緑化が施され、背景である八幡山の森と調和した安らぎある風景を創り出しています。夜は温かみのあるライトアップにより、賑やかな街の中で落ち着きある佇まいを演出しています。

（注意）物件の写真や名称等は受賞当時のものであり、現在は異なっている場合があります。