エアコン清掃時の注意
エアコンの内部清掃による火災の特徴
本件の概要
画像提供【製品評価技術基盤機構(NITE)】
夏も間近に控え、気温が上がるとエアコンを使う機会が増えてきます。特に今年は新型コロナウイルスの影響により、自宅で過ごす時間も増えることが予想され、例年に比べて使用時間の増加が見込まれます。
製品評価技術基盤機構(NITE)によると、エアコンの事故は全国で2015年度から2019年度の5年間に合計263件発生し、うち火災が244件、死亡事故が6件(7名)と報告されています。
今後、心配なエアコンの事故は、新型コロナウイルスの影響で、身の回りのものを清潔に保とうとする機運が高まり、エアコンの内部清掃を自ら行い、内部の配線端子部分に洗浄液が付着し、端子部でトラッキング現象が発生する火災事故です。
取扱説明書には、「誤った洗浄剤の選定、使用方法で内部清掃を行うと、発煙、発火する恐れがある」旨、記載されています。エアコンを清掃する際は、下記の注意事項に留意してください。
エアコンの内部清掃の注意事項
画像提供【製品評価技術基盤機構(NITE)】
- エアコンの内部清掃は正しい知識を持った業者に依頼してください。購入先である販売店、メーカーのサービス窓口などに相談してください。
- エアコン内部の清掃を行う際は、絶対に電気部品に洗浄液がかからないように注意してください。
- 発火・破損の恐れがあるため、手指消毒用エタノールなどの可燃性の溶液や次亜塩素酸ナトリウムなど腐食性のある溶液で内部を清掃するのはやめてください。
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