西が岡小学校 6年 岡澤 恋さん

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ページID1025481  更新日 令和6年3月8日

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宇都宮市には、スポーツや芸術をはじめ様々な分野で、日本一になったり日本を代表する活躍をしている人がたくさんいます。そんな、輝いている「宮っこ」を紹介します。

1本のラインでみんなを笑顔に

西が岡小学校 6年 岡澤 恋さん

スラックラインをしている岡澤さん

 昨年9月に、東京都で開催された「第10回ギボン日本オープンスラックライン選手権大会」。大会実行委員会が全国ランキングなどの成績を基に選出した選手のみが出場できる、日本最高峰のスラックラインの大会です。そのジュニア女子の部に、岡澤恋さんが選出され、見事、優勝をつかみ取りました。
 近年、日本でも競技人口が増加しているスラックラインは、5センチメートル幅のベルト状のラインを2点間に張り渡し、その上で回転技などを繰り出す、綱渡りとトランポリンを融合したようなスポーツです。その技の種類は豊富で、空中で縦回転や横回転をするなどアクロバティックな技を披露し、技やコンビネーションの難易度を競い合います。
 最高峰の大会での優勝という結果に、岡澤さんは「たくさんの人に自分の演技を見てもらえた。優勝することができてうれしい」と喜びを噛み締めます。さらに「いつも自分のできる最大限の演技をするように心掛けている。それが優勝の決め手」と真剣な面持ちで語ります。
 岡澤さんがスラックラインを始めたのは、小学2年生のとき。1年生から習っていたバレエを上達させるための体幹トレーニングとして始めたのがきっかけです。現在は、スラックライン以外にも、バレエやカンフー、アクロバットなど、さまざまなことに精力的に取り組んでいます。
 その中でも、スラックラインの練習には週4~5日も費やし、自らの演技を動画に撮って確認したり、ジュニア男子部門で圧倒的な強さを誇るプロライダーのチームメイト達と共に技に磨きを掛けたりしています。
 スラックラインの魅力は「体幹を鍛えられるのはもちろん、ライン1本だけで、たくさんの人を笑顔にすることができること」と語る岡澤さんは、顔をほころばせます。
 また、今年9月下旬には、千葉県で「ジャパンビーチゲームズフェスティバル千葉2020」が開催され、そのスラックライン競技会でも実力を発揮し、見事、優勝を成し遂げました。
 現在、他のプレイヤーと切磋琢磨し、さまざまなことに挑戦している岡澤さん。今後の目標は「みんなを笑顔にできるスラックライナーになること」。これからも、美しくダイナミックな演技で、見る人に笑顔を届けます。

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