伊東  一平さん

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ページID1032722  更新日 令和6年3月8日

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宇都宮市には、スポーツや芸術をはじめ様々な分野で、日本一になったり日本を代表する活躍をしている人がたくさんいます。そんな、輝いている「宮っこ」を紹介します。

挑戦し続けるカメラマン その瞬間を未来に残す

伊東 一平さん

伊東一平さん

今年開催された「第16回日本写真館賞」。このコンテストで、伊東一平さんの作品「絵を描く男子」が、大賞である経済産業大臣賞を受賞しました。
 「日本写真館賞」は、「全国展フォトコンテスト」「富士フィルム営業写真コンテスト」などに並ぶ、国内でも規模の大きいコンテストの1つです。コンテストは、営業写真や家族写真、学校スナップなど7部門で1位の優秀賞が各1作品選ばれ、その後、優秀賞の7作品から大賞である経済産業大臣賞が選ばれます。
 194人、計1605枚の応募があった今回のコンテストを伊東さんは「スナップ写真は、あまり知られていない。そんな学校スナップ写真が、ブライダル写真やスタジオ写真などを抑えて、対象を受賞したことは意義のあることでうれしい」と喜びを噛み締めます。
 経済産業大臣賞を受賞した作品「絵を描く男子」は、市内の小学生を教室で撮影したスナップ写真ですが、スタジオで撮影したかのように美しく、柔らかいライティングによって、絵を描く少年の喜び、楽しさを自然な表情で捉えた部分が評価された。この作品を伊東さんは「絵を描いている姿を見て、この子に撮らされた写真だった」と話します。
 高校卒業後、父の影響でカメラを始め、平成3年に父の写真館を継いだ伊東さん。お客さんの笑顔を引き出し、写真を撮りながら、その傍らで、数々のコンテストに入選してきました。
 コンテストに挑戦し始めたきっかけを「父が自分に内緒で、写真を応募し、入選したこと」と語ります。「そこからコンテストに自ら挑むようになり、今は、賞を取り続けたいとやる気に繋がっている」と目を輝せます。
 また、カメラマンの魅力を「演出家でもあるカメラマン。その瞬間の雰囲気を作り、表情を引き出し、思い通りの表現ができた時は気持ちが良い」と力強く語ります。
今後について「これからも自分にしか撮れない写真を作り、写真館のお客さんを喜ばせたい。そして、他の大きなコンテストにも挑み最高賞を取りたい」とやる気に満ちあふれています。
意欲的に挑戦し続ける伊東さん。人を笑顔にし、人の心を動かしながら、これからも、シャッターを切り続けます。

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