作新学院高等学校 美術デザイン科 3年 寺川 満美さん

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ページID1033510  更新日 令和6年3月8日

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宇都宮市には、スポーツや芸術をはじめ様々な分野で、日本一になったり日本を代表する活躍をしている人がたくさんいます。そんな、輝いている「宮っこ」を紹介します。

人の光と影 作品で多様性を伝える

寺川 満美さん

寺川 満美さん

 今年開催された「第24回高校生国際美術展」美術の部で、寺川満美さんが、最高賞であるプリンス・オブ・ウェールズ・ファウンデーション賞を受賞しました。
 この大会は、豊かな才能を育て上げ、芸術を通して高校生の国際交流を深め、国際社会に貢献できる人材を育てていくことを目的としています。審査対象は、書の部と美術の部があり、今回、寺川さんは、美術の部で、彫刻と絵画作品1312点の中から、審査を経て、最高賞を受賞しました。賞状とメダルを手にした寺川さんは、「結果発表の時、自分の名前が一番上に書いてあり、驚きを隠せなかった。すぐに信じることができなかった」と振り返ります。
 プリンス・オブ・ウェールズ・ファウンデーション賞を受賞した作品「バラエティー」は、白いレース状の菌網(きんもう)をまとう姿が美しいと言われているキノコの女王、キヌガサタケがモチーフです。高さ149センチメートルの彫刻で、毛糸と和紙で作られた傘の部分には、多数の穴が空いています。不ぞろいの穴からは、女性の石こう像の顔がのぞきます。茎の部分は、段ボールと新聞紙で成形し、その上から布を被せて、表現しました。
 「作品に光を強く照らすと、人物に光が当たり、影ができる。人は、光の数だけさまざまな面があり、陰もあるので、そういった多面性を表したかった」と語る寺川さん。
 審査員からは、「光と影から、人が持っている多面性を表し、さまざまな素材を使うことによって、多様性が表されている。今の時代を表現しており、見る人にそれぞれのイメージを持たせることができる作品」と評価されました。
 幼い頃から絵を描くことが好きだった寺川さんは、高校から立体構造に興味を持ち始めました。「自分の頭の中の創造や空想を実現することができる。立体だと触ることができるので面白い」と立体構造の魅力を笑顔で話します。
 今後について、「美術の大学に入り、専門的に彫刻を学びたい。自分の造りたいものを明確に具現化するために、技術を上げたい」と目を輝かせます。
 現状に満足せずに、技術を磨き続ける寺川さん。今後も、作品と真剣に向き合うことによって、たくさんの人にメッセージを伝えていきます。

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