緑が丘小学校6年 大橋 叶さん

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ページID1030226  更新日 令和6年3月8日

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宇都宮市には、スポーツや芸術をはじめ様々な分野で、日本一になったり日本を代表する活躍をしている人がたくさんいます。そんな、輝いている「宮っこ」を紹介します。

美しい音色を奏でる 成し遂げた全国2冠

緑が丘小学校6年 大橋 叶さん

大橋さんの写真

 今年8月に横浜市内で開催された「浜の風コンクール2022」。全国から約50人が応募しました。動画審査で予選が行われ、ステージ演奏審査で本選が行われました。このコンクールの小学校高学年部門で、大橋さんが、見事、マリンバで最優秀賞グランプリを受賞しました。
 マリンバは、木琴の一種で、たくさんの木の音板がピアノの鍵盤のように並ぶ楽器です。板が金属の鉄琴なども木琴の仲間ですが、その中でもマリンバは、4オクターブ以上という最も広い音域で、深みのある音を奏でることができます。大橋さんは、「木でできていて、豊かな音色が特徴。人によって表現や音色の違いがあるのが良い」と魅力を話します。
 大橋さんは、コンクールを振り返り「本選の演奏は上手くできたが、周りの参加者の演奏が上手だったので不安だった。最優秀賞グランプリが発表されたときはうれしく、とても興奮した」と語ります。また、今回のコンクールに向け、「昨年の楽曲では音のミスや、その他の課題を完璧に演奏することができなかった。今回の楽曲では完璧にできるよう取り組み、きちんと仕上げることができた」と振り返ります。
 大橋さんは週1回の音楽教室でのレッスンの他に、自宅でも毎日マリンバの練習に励んでいます。大橋さんが通う音楽教室の講師の高橋美智さんは「レッスンで言われたことを理解して、できるようになるのが他の生徒に比べて早い。自宅でも真面目に練習に励んでいるためではないか」と大橋さんの強みを分析します。
 大橋さんがコンクールで演奏した楽曲は、マーク・フォード作曲「ポラリス」。「強く迫力があるところと、緩やかで柔らかいところがあり、自分は緩やかで柔らかいところが好き」とはにかみます。
 次の舞台は、令和5年3月に行われる「日本ジュニア管打楽器コンクール」です。昨年度と一昨年度の同大会では惜しくも銀賞。今年度は金賞受賞を目指して、日々練習に取り組んでいます。
 今後について「まだまだ課題があるので、上達するよう少しずつ練習したい」と話す大橋さん。将来は音楽の先生になることを夢見ています。
 夢に向かって、大橋さんはマリンバの美しい音色を奏で続けます。

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