青柳 婦美子(あおやぎ ふみこ)さん 

Xでポスト
フェイスブックでシェア
ラインでシェア

ページID1034623  更新日 令和6年3月22日

印刷 大きな文字で印刷

宇都宮市(うつのみやし)には、スポーツや芸術(げいじゅつ)をはじめ様々(さまざま)な分野(ぶんや)で、日本一(にほんいち)になったり日本(にほん)を代表(だいひょう)する活躍(かつやく)をしている人(ひと)がたくさんいます。そんな、輝(かがや)いている「宮(みや)っこ」を紹介(しょうかい)します。

心(こころ)に浮(う)かぶイメージを 川柳(せんりゅう)で表現(ひょうげん)

青柳 婦美子(あおやぎ ふみこ)さん

青柳 婦美子(あおやぎ ふみこ)さん

消費者庁(しょうひしゃちょう)によって開催(かいさい)された「めざせ!食品(しょくひん)ロス・ゼロ」川柳(せんりゅう)コンテスト。本大会(ほんたいかい)で、青柳婦美子(あおやぎふみこ)さんの作品(さくひん)「完食(かんしょく)の ごちそうさまは よく響(ひび)き」が、消費者庁長官賞(しょうひしゃちょうちょうかんしょう)を受賞(じゅしょう)しました。
本大会(ほんたいかい)は、川柳(せんりゅう)づくりを通(とお)して、食品(しょくひん)ロス削減(さくげん)の取(と)り組(く)みを国民運動(こくみんうんどう)として広(ひろ)く展開(てんかい)することを目的(もくてき)としています。青柳(あおやぎ)さんは、本大会(ほんたいかい)での結果(けっか)を振(ふ)り返(かえ)り、「驚(おどろ)いたのと同時(どうじ)に、他(ほか)の人(ひと)に評価(ひょうか)してもらえたことがうれしかった。最初(さいしょ)は信(しん)じることができず、実感(じっかん)が湧(わ)かなかった」と笑(え)みを浮(う)かべます。
1万(まん)9717件(けん)の応募(おうぼ)から選(えら)ばれた作品(さくひん)「完食(かんしょく)の ごちそうさまは よく響(ひび)き」は、食事(しょくじ)を残(のこ)さず食(た)べることで、作(つく)った人(ひと)も食(た)べた人(ひと)も気持(きも)ちがよく、ごちそうさまの声(こえ)が弾(はず)む様子(ようす)を表(あらわ)しています。「給食(きゅうしょく)などで子(こ)どもたちの元気(げんき)な声(こえ)が聞(き)こえてくる様子(ようす)を感(かん)じ取(と)ってほしい」と作品(さくひん)への思(おも)いを話(はな)します。
今回(こんかい)のテーマである食品(しょくひん)ロスとは、売(う)れ残(のこ)りや食(た)べ残(のこ)し、賞味期限(しょうみきげん)切(ぎ)れなど、本来(ほんらい)食(た)べられるのに捨(す)てられてしまう食品(しょくひん)のことを言(い)います。テーマについて「家(いえ)で料理(りょうり)する際(さい)に、完食(かんしょく)を心掛(こころが)けた量(りょ)を作(つく)るようにしているため、テーマが身近(みじか)に感(かん)じた」と振(ふ)り返(かえ)ります。
川柳(せんりゅう)は、五(ご)・七(しち)・五(ご)のリズムで詠(よ)む口語(こうご)の定型詩(ていけいし)です。五(ご)・七(しち)・五(ご)というリズムはあくまで原則(げんそく)で、口語以外(こうごいがい)の言葉(ことば)を用(もち)いることもあります。川柳(せんりゅう)に出会(であ)ったきっかけを「子(こ)どもが生(う)まれ、仕事(しごと)と家事(かじ)を両立(りょうりつ)しながらできる趣味(しゅみ)として川柳(せんりゅう)に出会(であ)った。家事(かじ)をしながら川柳(せんりゅう)を考(かんが)えるのが楽(たの)しくて夢中(むちゅう)になり、初(はじ)めて大会(たいかい)で賞(しょう)をもらった時(とき)は、大人(おとな)になってもらう賞状(しょうじょう)に感動(かんどう)した」と当時(とうじ)を思(おも)い返(かえ)します。
 青柳(あおやぎ)さんは、川柳(せんりゅう)を書(か)く際(さい)にイメージを大切(たいせつ)にします。何(なに)か作業(さぎょう)する時(とき)も常(つね)に川柳(せんりゅう)について考(かんが)え、イメージをした上(うえ)で語句(ごく)を探(さが)し、並(なら)び順(じゅん)を推考(すいこう)します。「川柳(せんりゅう)の良(よ)さは素直(すなお)に言葉(ことばに)しやすいところ。また、触(ふ)れたことのないテーマの時(とき)は、調(しら)べて知識(ちえ)を得(え)てから作(つく)るため、川柳(せんりゅう)を通(とお)して世(よ)の中(なか)を知(し)ることができる」と目(め)を輝(かがや)かせます。
 今後(こんご)について「さまざまな大会(たいかい)に積極的(せっきょくてき)に挑戦(ちょうせん)し、一生(いっしょう)付(つ)き合(あ)う趣味(しゅみ)として川柳(せんりゅう)を楽(たの)しみたい」と語(かた)る青柳(あおやぎ)さん。これからも自分(じぶん)の思(おも)いや感情(かんじょう)をストレートに表現(ひょうげん)し続(つづ)けます。

このページに関するお問い合わせ

総合政策部 広報広聴課 広報グループ(市役所3階)
電話番号:028-632-2028 ファクス:028-637-5151
お問い合わせは専用フォームをご利用ください。