帝京大学 理工学部 情報電子工学科 蓮田研究室

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ページID1027709  更新日 令和6年3月8日

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宇都宮市には、スポーツや芸術をはじめ様々な分野で、日本一になったり日本を代表する活躍をしている人がたくさんいます。そんな、輝いている「宮っこ」を紹介します。

人々の暮らしを豊かに 世界に誇れる発明を

帝京大学 蓮田 裕一さん、飯田 雅裕さん、濱崎 圭亮さん、シャヒル・ビン・アブドゥルさん

帝京大学蓮田研究室の写真

 昨年2月に審査結果が発表された、日本産業技術教育学会主催の第14回発明・工夫コンテストで、帝京大学の飯田雅裕さん、濱崎圭亮さん、シャヒル・ビン・アブドゥルさんのチームが最上位である学会長賞を受賞しました。さらに、今年の4月に行われた第12回国際イノベーションコンテスト国内予選では、改良を加えた同作品で世界大会日本代表に選抜されました。
 この受賞に飯田さんは「今までの努力が報われ、素直に嬉しかった」と振り返ります。また、プレゼンターを務めた濱崎さんは「コンテストに向けて徹底的に準備をしたので、自信を持って発表できた」と安堵の表情です。
 チームは、2011年の東日本大震災で、小売店などの瓶が落下し危険な状況であったことや、これらの復旧が出来ず、生活物資の流通が滞ってしまったことを改善したいと研究を開始。緊急地震速報と、陳列棚に設置したネットやバーを連動させ、商品の落下や破損を防ぐシステムを生み出しました。地震が少ないマレーシアからの留学生、シャヒルさんは「日本で初めて経験し、恐怖を感じた大きな揺れに、とても役立つと思う」と自信を持って話します。
 新型コロナウイルス感染症の影響で集まることが難しい中でも、オンラインで話し合いを重ねるなど、歩みを止めなかった3人は、2年もの間さまざまな材料を使って試行錯誤を繰り返しました。その結果、研究開始から装置のサイズは10分の1となり、非常に精度が高く実用性に優れた作品へと成長させることができました。
 3人の研究を指導する教授の蓮田裕一さんは「人の命を守り、生活を豊かにするシステムをつくること」と研究室の理念を語ります。日本だけでなく、世界の人々を守るシステムを構築するため、まずは、11月に予定されている世界大会での受賞を目指し、検証実験に力を入れ、研究を深めます。
 さらに今後の目標として濱崎さんは「今のシステムを応用して、人を助けられる作品を作りたい」と話します。また、シャヒルさんは「システムの研究を続け、マレーシアでの災害対策にも役立てたい」と目を輝かせます。
 研究に終わりはなく、学びを進める度に新しい課題を見つける3人。今日も世界中の人々を守る発明を目指し突き進みます。

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